結婚のリアル
結婚経験者である私から見ると、独身であるからこそできること、幸せなことは山ほどある。
結婚=幸せというのは幻想であり、夢でしかないのではないのかな、と。
結婚というのは辛いこと半分、楽しいこと半分。
責任の重さがとんでもなく重くて、逃げ出したくなることなんて何度も何度もある。
結婚=幸せ、楽しい日々というのは現実にはそうではない。
のしかかる責任と身動きのとれない圧迫感は、想像以上。
そこを乗り越えるのは並大抵ではない。
好きなことをできなくなる覚悟。
身を固める覚悟はとんでもなく重い。
そこはやはり熟考する必要がある。
独身が惨めで可哀想というのも幻想。
一般的に、とか世間とか、そういうプレッシャーがあるのもわかる。
私自身が微妙な年齢で、プレッシャーはひしひしと感じる。
結婚しなくても幸せになれる道がこれからたくさんできていけばいいなと思う。
例えばフランスのPACS制度とかね。
結婚にこだわらすパートナーがいるということがこれからは重要視されても良いのではないのかなと思う今日はこの頃。
結婚制度は明治から変わっておらず、いまの時代にそぐわないと感じる。
結婚という家と家の制度で息苦しくなり、破綻する夫婦は多い。
もちろん仲良くやっている夫婦もいるけれど、そういう制度に合わない人々の居場所もあって良いと思う。
私は元夫と復縁するかという微妙な立場であって、なかなか答えが見つからない。
ただ、結婚が人を大人として成長させてくれるものであることは間違いないかな。
なんにせよ、色々な道に寛容になる社会になってほしい。